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桜を求めて、春浅い淡海路へ(その3)

新町通りを過ぎると、ヴォーリズの像があった。
ヴォーリズは、数年前に保存か解体かで話題になった豊郷小学校を設計した事で知られるアメリカ人宣教師。
そもそも彼は英語の教師として招かれた宣教師だったのだけど、日本に於いては宣教師というより明治学院や関西学院大学、神戸女学院を設計した設計士としての方が知られているのかな。
その彼が英語教師として日本に招かれたのがこの近江八幡。
私は詳しくは知らなかったのだけどメンソレータムの近江兄弟社を創った1人なんだってね。
そういう意味では彼は設計士と言うだけでなく実業家でもあったって事よね。
いつも思う事なんだけど、才能のある人ってその才能は1箇所に片寄らないって事なのね。。。


そのまま地図を見るでもなく、足のむくままに歩くとお堀に出た。
八幡堀1

八幡堀2

太閤秀吉の甥で悲劇の関白といわれた秀次が街づくりと城造りの為に造ったお堀がこの八幡堀。
このお堀が通常のお城のお堀とは違って見えるのは、一般人の生活の為にお堀の通行が許可されたところに起因するのかな。
人が生活の為に通るという事でお堀端には庶民の生活に根ざした橋が幾つもかけられていて、お堀端には色々な花が植えられている。
お花や遊歩道は、一時利用が廃れて汚泥の溜まり場と化した八幡堀の復興事業の結果なのだろうけど、街の人が使った堀という風情がこのお堀や町の雰囲気を他の城下町とは違う趣を感じさせるのだと思う。
今はこのお堀も桜の名所になっていて画家さんやカメラマンさんの絶好の写生&撮影ポイントになっているらしく、橋の下には人がイッパイ。

お堀沿いをそのまま歩くと、日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)に出た。
何故だかカメラの電池が危ない。電池切れの表示が出ている。
昨日充電したはずなのに、何故???
神社に入る前に乾電池を買える場所を探さないとね(^_^;

日牟礼八幡宮の鳥居の向かいには白雲館がある。
白雲館は明治時代に八幡商人の寄進により建築された擬洋風建築物の「八幡東学校」が解体復元された建物で、今は観光案内所になっている。
白い漆喰の壁と黒い瓦がなんとも風情があると言うか、日本の洋風建築物と言う感じがいいわ(^^)

白雲館


白雲館の隣の酒屋さんで乾電池を買って、ふと足元を見るとこんなマンホールが。。。

マンホール

近江八幡は桜の町で売っていたのか???(笑)

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