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桜を求めて、春浅い淡海路へ(その4)

日牟礼八幡宮(ひむれはちまんぐう)の一の鳥居は以前は朱塗りだった事が解るような普通の鳥居だった。
参道を歩いて、拝殿の前にある鳥居を見るとなんだか不思議。
お寺の山門のような楼門になっている。
昔は神社とお寺が一緒になっている処が多かったから、こういう造りの鳥居って珍しい訳ではないのだけどね。
ただ、そうい処でも、狛犬が楼門の中に入っているのは、私は初めて見たような気がする。

日牟礼八幡宮鳥居

日牟礼八幡宮舞殿

八幡宮という名前の通り、日牟礼八幡宮の祭神は譽田別尊(ほむだわけのみこと=応神天皇)、息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと=神功皇后)で、他に田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫神(たぎつひめのみこと)、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)が奉られている。
でも、この地が近江八幡と言うからには、この日牟礼八幡宮が地名の由来だよね。
町があって神社が造られたというより、神社があって町が出来たと言う感じなのかしら?
伝記によると、御祭神の応神天皇の2代前の成務天皇の時にこの神社が出来たと言うから、その頃は宗像3女神だけが祀られていたのかな?
そんなに由緒がありそうな神社なのに、舞殿、拝殿は桃山時代のお寺の風情だね。
何故なんだろうね?

不思議と言えば、舞殿の脇に何故か金色の鳩があった。
これも、何故なんだろうね?

日牟礼八幡宮舞殿

この鳩にはどういう意味があるのだろう???

日牟礼八幡宮でお参りを済ませて、今度は八幡山に登ろうと思う。
日牟礼八幡宮の裏手にあるロープウェイの乗り場に行くと、タイミング悪く丁度出た処だった。
係りのオジサンが気を遣って、「今日は上がっている人が多いから、お客さんの様子次第で臨時便が出るかもしれませんよ」といってくれた。
でも、この頃には「そんなに急ぐ旅ではない」と思えるようになってきた(笑)

待合所に貼られている例の水郷めぐりのポスターを見て、「これは(近くにある観光案内図の)何処ですか?」と聞いたら、「此処にはないけど上に上がったら見えるよ」と教えてくれた。
山の上から見えても写真には撮れないなぁ。。。(^^ゞ

オジサンの親切にそんな風に思ったのが仇になったのか、ロープウェイを降りる頃から雨が降り出した。
参ったなぁ。。。今日は傘を持ってきていないよ。。。
ポツリポツリと降り出してきた雨に琵琶湖も霞んで見えない。
桜は未だ3分咲きにもなってもいないし。。。
水郷めぐりの場所を確認する事もせずに早々に山を降りてしまった(苦笑)
この八幡山は秀次のお城があったらしいのだけど、城跡らしきものは石垣しかない。
また、秀次の生母が秀次を弔うために建てた村雲御所瑞龍寺というお寺があって、このお寺は日蓮宗で唯一の門跡寺院だというのだけど、なんとなく響くものがないお寺だったのよね。。。


さて、そろそろ13時近い。
いい加減お腹が空いてきた。
日牟礼八幡宮の参道に近江牛を食べさせる店があったなぁ。。。と思いながら店に行くとかなり並んでいる。
はぁ。。。
並んでいる人を見ただけで気力が萎えてしまった(>_<)

近江牛は諦めて、もう少し歩こうか。。。

枝垂れ桜

桃?

桃

枝垂れ桜、紅い桃?、そして白とピンクの桃の花が咲いている。
これは、日牟礼八幡宮の近くにある幸福稲荷の桜。

幸福稲荷の桜

商人の町で商売の神様としてお稲荷さんが信仰されたのはよくわかる。
でも、なんで、この社殿は瓦葺きなのかなぁ。。。?


幸福稲荷の狐

ここの狐さんは巻物を咥えている。
この巻物って、何かいわれがあるのかな?

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