- 2005年3月20日
- 03.旅行記
昨日は外湯だったので、ちょっと早起きして内湯に入る。
元々海に湧いていた温泉で、湧く浦から和倉になったという和倉温泉は、塩泉で塩辛い。飲泉できるということで、ちょっと飲んでみたが。。。(^_^;
今日も天気が穏やかで暖かい。
すっかり春の気候になっている。
今日は、レンタカーで能登半島1周の予定。
能登といえば見附島?観光ポスターには必ずと言っていい程、よく出てくる。
まずは、カーナビを見附島にセットして走り出す。
能登空港ができてから、能登半島を縦断するバイパスが整備されている。
能登は海岸沿いの景色が売りの国定公園なのに、カーナビでは山の中を走るこのバイパスを選択する。
もっとも、自分の車にはカーナビを付けていないからよく解っていないだけで、経路選択の仕方があるのかもしれないけどね。
バイパスの両脇には雪が残っている。
今年は大雪だったものね。
でも、3月にしては雪が少なくて、温暖化を感じる。
友人は雪がほとんどない処の出身なので、この程度でも雪が残っている事にびっくりしていたようだった。
能登空港を過ぎると道も細くなる。これがバイパス?というような道。
そろそろ山道にも飽きてきたので、海岸に近い通りに出る。
内浦では、九十九湾が景色が良いのだけど、九十九湾に行くと少し戻る事になるので、そのまま見附島に向かって進む。
最初に出てきて海は、恋路海岸。
此処は高校の臨海学校でキャンプに来たことがある。
悲恋伝説のある海岸だから?観光客は少ない。
若いカップルが弁天島に向かって歩いている。
弁天島ってカップルは行っては行けない処なのにね。
見附島は恋路海岸からも見ることはできるけど、ちょっと形が違う。
恋路海岸を出て少し走るとポスターで見慣れた見附島、通称軍艦島が見えてくる。
天気は良いものの、少し冷えてきた。
レストハウスで買った暖かいコーヒーが身体にうれしい。
見附島は観光名所と言っても、軍艦島の他に何がある訳でもない。
早々に車に乗り込んで、次の目的地、曽々木海岸を目指す。
途中、時国家を見ながら、能登の外浦へ。
時国家は、平清盛の義弟で源平の合戦で能登に流された平時忠の子孫の家で、上時国家が本家、下時国家が分家らしい。
上時国家は萱葺きの大きな家で門の中に入って写真を撮ったが、国の重要文化財でもある下時国家は修復中で姿は見られなかった。
残念。
外浦も今日は凪いでいる。
曽々木海岸は波の花と窓岩と白米千枚田(しろよねせんまいだ)で有名な処。
さすがに風はあるものの、波はそれほどでもない。
窓岩は、その名の通り、波の浸食で穴が開いた岩で国の名勝天然記念物に指定されている。
義経伝説の多い能登では、源義経が矢を射ってあけた穴とも言われているらしい。
それにしても、岩全体を浸食するのではなくこんな風に1部分を削るなんて、自然は何を思ったのか聞いてみたい気がする(笑)
千枚田は、山が海岸線に迫っている斜面に作られた小さな田んぼが描く幾何学模様が美しい。
本当は9月ごろの稲が実った時期や冬の雪で白くなっている時期が、そして4月の終りごろの田んぼに水が張られている時期がいいのだけど、今はちょっと中途半端かな。
それでも今日は海が青くてきれいだったので、それなりかな。
さすがに観光地、というか写真スポット。
大きな観光バスが次々来て集合写真を撮っていく。
のどかだなぁ。。。
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