- 2006年4月28日
- 07.独り言
今の職場は、今日で撤退。
来月からは別の職場に移る。
って、客先常駐から自分の会社に戻るだけなんだけどね(笑)
で、撤退にあたり、今月の半ばから、当社で請け負っていた業務を他の会社への引継ぎを行っている。
ただね。。。
ウチの会社にとって顧客である元請会社側の都合で引継ぎ相手がなかなか決まらず、時間的に“講義”だけしかできていない。
今の仕事って、（特殊な）“業務知識がないとできない”と思われている仕事。
元請会社が集めた引き継ぎ先の協力会社さんはそれなりに“業務知識”はある。
ただ、今のユーザーさんのシステムって、業界の一般知識では補えない特殊な運用ルールがあって、“引継ぎ”はこの“特殊ルール”が中心になる。
ずっと同じ業界で仕事をしてきた人間、“業務知識”がある目されている人間にとっても、このユーザさんの社内ルールは特殊で、理解するに時間がかかるのよねぇ。。。
そういった点を加味した上で、「引継ぎに1ヶ月はかかるから、我々が撤退する1ヶ月前までに、引継ぎ相手を決めね～」って元請会社には言っていたのに、問題解決能力もなければ実行能力もない会社のする事だもの、引き継ぎ先を見つけてこられただけでも「良く出来た」というべきなのかもしれない。
引継ぎ相手が決まったのが今月に入っての3週目。
当然、我々が“充分”だと思う引継ぎは出来ない。
多分、受け入れ先にとっても同様だと思う。
一通りのレクチャーが終わったとしても、「明日から貴方に任せます」と言われたならば、どんな業者も辞退するだろう。
って、我々だって、今受け持っている業務を請け負う事は、プロジェクトが始まる前のギリギリまで拒否した。
システムの社会的責任の度合いとユーザや元請の態度を天秤にかけると、何か問題が起きた時に“社会的責任”の多くを担当した会社に押し付けられるのは目に見えていたからねぇ。。。(^^ゞ
他に請け負ってくれる会社がなくて結局請け負ったけど、会社としては可能な限りリスクを負わない努力をした。
でもね。。。結果がこれ(^^ゞ
本番稼動は当初3月の予定だった。
出荷判定会議で“使い物にならない”と言われ、1週間ずつ本番実施を延ばしているうちに4月になった。
それが、先週のテストで全国各地の支店で（各支店担当者は1人ずつ）でデータ入力したらサーバーがスローダウン。
とても使い物にならないと、本番実施は来月に延びた。
そもそも出荷判定で1週間ずつ延ばすのは、問題の先送りだった。
問題を根本解決しようとせずに、目先、少しずつ先送りするだけだった。
問題の根本解決をしていないのだら、いつまでたっても本番運用に耐えうる品質にはなっていない。
まぁ、チーフ担当者もその管理者も問題の存在を理解していないのだから仕方ないけどね。
この仕事って、日経コンピュータの「動かないシステム」に載りそうだね。
その時、ウチの会社の名前が出たらイヤだな(^_^;)
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