- 2006年7月20日
- 01.時事寸評
週末の休みに入る頃、サマワに駐留していた陸上自衛隊の撤退が無事完了した。
そして、今朝、第一陣が無事に帰国した。
無事に終わって本当によかったと心から思う。
サマワへの日本人の派遣は基本的に反対だった。
でも、派遣するなら自衛隊しかないとも思っていた。
それは、訓練された自衛隊員であれば、自分の身を守りながら、何もないところでモノ(街)を作る事が可能だとともっていたから。
ただ、前提条件としては、身を守るだけの充分な装備をしてね。
で、実際は、装備は充分だったとは言えない。
重装甲車で攻撃してくる相手に対して軽装甲でしか守る術はない。
そのギャップを埋めるために外国の軍隊に護衛を頼んだ。
現実論として、仕方のないことだとは思う。
でも、英語でforce(軍隊)と呼ばれるチームが自分で自分の身を守れないのは情けない。
情けないけど、日本の法律下での自衛隊が出来る精一杯の事。
「無事に帰ってきてよかったね~」というだけでなく、本当に最低限、自分の身を守れる自衛隊にするような法律への改正について、話が出てもいい頃だと思うのだけどなぁ。。。
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Comments:2
- ゆりかりん 2006年7月21日 12:24
イラクでも、『キャプテン翼』が大人気らしく知らない人はいないらしいね。
だもんで、自衛隊の移動する車両は勿論、ありとあらゆる物に、
『キャプテン翼』のイラストを貼ってたらしいね。
そうしたら、まず狙われない・・・というか、親しみを込めて大勢寄って来たらしい。
- COO 2006年7月22日 00:35
>ゆりかりんさん
イラクがサッカーが好きなお国柄らしいエピソードですね。でも、撤退の理由がサマワでの支援の必要がなくなったからではなく、
護衛する軍隊が撤退したからというのでは、なんとも情けない。。。
オマケに、安全確保の為に、夜逃げ当然に撤退したという事実も、
今後の日本の軍隊の海外支援には汚点になるかもしれませんね。。。