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美味し国 お伊勢参り (その8 瀧原宮)

次は伊勢スカイラインを通って、金剛證寺に行こうと思う。
今回の旅行は何事も順調。
順調過ぎるぐらい順調。。。と思ったら、落とし穴(^^ゞ
スカイラインに入るつもりが、手前の伊勢自動車道へ入る道へ曲がってしまった。
どうもUターンは出来なさそう(^_^;
仕方ないので、先に瀧原宮へ行きますか。

瀧原宮は伊勢から熊野に向かって紀伊半島を南下した所にある遙宮(とおのみや)。
途中、伊勢神宮への出口である「伊勢西IC」では何キロも渋滞している。
帰りが大変そうだなぁ。。。
なんて思いながら、こちらの道は順調。
あっと言う間に60キロ近い道を走ってしまった。
私は車だから60キロの道のりを1時間程度で移動できるけど、昔の人は歩いて行ったんだよね。。。
1日じゃ到底行けない。
そんな遠い所に何故別宮を作ったのだろう?
そういえば、私の祖母は母を妊娠している時に伊勢参りをしたんだった。
もう70年も昔。
でも、当時だって交通事情はそんなに良くない。
多分、外宮と内宮を廻っただけだとは思うけど、身重の身で九州から伊勢参りだなんて大変だったろうなぁ。

そんな事を考えている内に瀧原宮に着いた。
瀧原宮(たきはらのみや)は森に囲まれているというより、山の中にあると言った方が正しい。
駐車場に車を停め鳥居を入ると、御手洗場がある。
御手水ではなく川の辺に御手洗場が設えてあって、川の水で洗う。
内宮の五十鈴川の御手洗場と同じね。

瀧原宮御手洗場

瀧原宮

参道を進むと、瀧原宮と瀧原竝宮(たきはらならびのみや)の2つのお社がある。
後で案内を見たら、倭姫は内宮より先にこちらにお宮を置いたのね。
それからもっと海に近い伊勢にお移りになったらしい。

参拝を済ませて宿衛所に御朱印を頂きに行くと、宮司さんったら居眠りをしていた。
悪いかなと思ったけど、起こしちゃった(笑)
照れ隠しなのか、宮司さんが「藤井フミヤさんの歌を聞きますか?」と言って来た。
何で、ここでフミヤ?と思ったが、宮司さんの指差す先を見ると、式年遷宮のイメージソングとして奉納されたものらしい。

初めて聞く曲なのに何故か懐かしい。
静かでゆったりとした曲調は、内宮の静けさを思わせる。
四季と1日の時間の移ろいがうまく表現されている。
この歌は秀逸だわ。
一般販売はされないということだから、2度と聞けないかもしれない。
ラッキーだわ(^^)

遷宮イメージソング「鎮守の里」           詞・曲/藤井フミヤ

天の原より日は降りて 雪解の水に
芽吹く裾野の鈴の音よ 蕾も彩う
ふうわり ふうわり ほころぶ
そらふうわり ふうわり 漂う
幸の舞い込む華の宴 鎮守の里よ

天の原より雲沸きて 光あまねき
蒼き早苗へそそぎゆく 優しき瀬音
きらら きらら まばゆく
そらきらら きらら うつろう
遠く広がる蝉しぐれ 鎮守の里よ

天の原より日が暮れて 茜の空に
穂すすき揺れて 夕月に蜻蛉が遊ぶ
帰ろ 帰ろ どこかで
そら帰ろ 帰ろ 呼んでる
守が手を引きわらべ歌 鎮守の里よ

天の原より寒が来て 木枯らし吹いて
暖を囲んで幸炙りゃ 頬も赤らむ
しんしん しんしん 白く
そらしんしん しんしん 積もる
寝入る長夜の雪明かり 鎮守の里よ
    ~神社に掲示されていた新聞記事より

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