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美味し国　お伊勢参り　（その１２　真珠島で意外な楽しさ）

2006年7月17日
03.旅行記

ホテルの2泊目はレディースパックで、食事は付かないけど、通常料金で天然糸瓜のアカスリタオルやリンスや化粧用コットンが付いてチェックアウトが13時。
リンスが別に付くなんて、浴室にはリンスインシャンプーがあったのだけど、リンスインシャンプーだと心もとないのをわかっているのね
とってもありがたいわ(^^)
昨夜もホテルに戻ってシャワーを浴びたら直ぐ寝ちゃった。。。
こんなに疲れているのって、日に焼けたせいもあるのかもね。。。

今日は鳥羽で遊ぶ予定。
本当は鳥羽で半日、松坂で半日と思ったのだけど、足の靴擦れが酷くて歩くのがイヤ。。。
で、今日は松坂には足を伸ばさずに鳥羽でゆっくり過ごす事にした。

規定のチェックアウト時間が遅いのでゆっくりしていた訳ではないけど、何となく体の疲れが取れていなくてゆっくりしていたら、チェックアウトしたのが10時半近くになっていた。
さて始動。。。
宇治山田駅から特急に乗って鳥羽へ。
今日はちゃんと座席の指定を取ったわ(笑)
それでも、流石に連休の最終日、空いているね。
何となく、反対方向に向かう人が多い。
こんな早い時間から帰らなくても。。。

鳥羽の駅で降りて荷物をコインロッカーに預けて、先ずは鳥羽湾観光。
周遊の観光船も「まわりゃんせ」でフリーパス。
何だか、フリーパスの恩恵が多いね(^^)

観光船に乗ったら雨が降ってきた。
観光船はデッキにも屋根があるから雨でもかまわないけど、雨で周りが暗いとせっかくの景色が写真に撮れない。。。

イルカ島で多くの人が降りた。
近くに居た親子連れが、「○○ちゃんは雨女だよね。貴女と一緒にどこかに行くといつも雨だね」と言っていた。
負けた。。。(^^ゞ　って子供に張り合うのもなんだけど、こんな小さな子に負けて雨になったのか。。。(笑)
まぁ実際、その親子連れがイルカ島で降りた後は、少なくとも観光船の上は雨が降っていなかったものね。。。

鳥羽湾を周遊して、観光船の次の停船場はミキモト真珠島。
余り興味もなかったけど、1日鳥羽で過ごす事にしたのから寄ってみようかと思って船を降りる。
この真珠島も、「まわりゃんせ」でフリーパス。
先ずは真珠博物館へと案内される。
真珠が出来る様子、真珠が出来る貝の種類やどうやって種付けするのかといった事が解説してあるフロアを見学。
その後は真珠の加工の様子も見学できる。
6月に行ったジュエリー加工工場のようね。
2階は真珠のアクセサリの展示があるようだけど、その前に海女さんの実演を見る。
実演といっても、潜る様子を見るだけで、潜って海中で採っている姿を見られる訳じゃないだけどね。

海女実演

海女実演２

今日は朝ご飯も食べていないから、既にかなり空腹。。。
時間的にも12時を少し過ぎて昼食に丁度イイ？
海女の実演の後は、先ずは腹ごしらえね。

真珠御膳

貝柱の佃煮

真珠御膳といったかな。。。
限定100食のメニューで、お造り、焼き魚、出汁巻卵、貝柱のウニ和え、貝柱の佃煮、海老、フキ、サトイモの煮物に、海老天の巻き寿司と伊勢うどんが付いて1150円。
貝柱の佃煮は所謂“佃煮”というより“煮物”だったけど、限定メニューだけあって、お得♪
貝柱は、阿古屋貝の貝柱らしい。
阿古屋貝って、真珠を採ったら捨てるのではなく、ちゃんと食べるのね。
日本人らしい海洋資源の使い方だわ(^^)

この後再び真珠博物館に戻る。
2階のアクセサリのコレクションは秀逸だった。
真珠を世界に普及させるために御木本幸吉が作らせた真珠の細工物や、人工真珠以前の真珠アクセサリのコレクション。
キレイなものが好きな私は、かなり気に入った(^^)

真珠王冠

自由の鐘

五重塔

帯留矢車

自由の鐘（Liberty Bell）は、そのひびまでを真珠で表している。
真珠と貝で作られた五重塔は1階に真珠の玉を抱いている。
地球儀はあくまでも崇高。
夢殿はどう撮っても光の反射が大きくて、写真が上手く撮れない。。。
ホンモノを別の素材で模写するのもかなりの技術だと思うが、最後の帯留めもすばらしい。
こちらは日本古来の“カラクリ”の技法を踏襲しているのか、部品を外したり、組み立てたりして12種類のアクセサリーになると言う。
ブローチにもイヤリングにも、指輪にもなる。
ちょっとビックリ。

実を言って、この真珠島もあまり興味が無かった場所で、「まわりゃんせ」が無かったら来なかったと思うから、ちょっといい経験をしたかな。